着物姿に合わせたいヘアースタイルや髪飾り

「着物を着たときは、基本的にアクセサリーは付けないもの」ということは聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。歴史をさかのぼってみると、縄文時代や弥生時代、古墳時代の人々は、ネックレスやブレスレット、ピアスなどを身に着けていました。奈良時代頃までは、いろいろなアクセサリーを付けていたようですが、それ以降、アクセサリーをつけるという習慣がなくなってきました。では着物を来た時に合わせるアクセサリーや髪飾りはどんなものが良いのでしょうか?

着物に合わせやすいアクセサリー「髪飾り」

着物にも、帯留めや下げ物(根付や印籠など)のような着物ならではのアクセサリーがありますが、日本の民族衣装である着物は、着る人のほぼ全身を覆ってしまう衣類ですから、着物自体の模様や刺繍、色彩の美しさを装うもの、として受け取られてきているのかもしれません。

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そんな中で、髪飾りは古代からずっと、身に着けられてきたアクセサリーです。伝統的なものでは、櫛、笄、かんざしなどがありますが、現在では、伝統的な髪飾りの他、和風なデザインのヘアスティックや、バレッタ、つまみ細工をあしらったUピンなど様々な種類の髪飾りがあり、着物の種類や着物を着る場面に合わせられています。振り袖や礼装の着物の場合には、着物の豪華さ、格調の高さに見合った髪飾りが求められてきますので、その場合には振り袖用や礼装用の髪飾りを専門店で選ぶのが良いでしょう。

洋服用のヘアアクセサリーを着物と合わせるのもOK

目上の人との同席がないパーティや会食、普段のお出かけではアレンジの幅が広がってくると思います。洋服用のヘアアクセを積極的に取り入れるのもいいでしょう。

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洋服用のヘアアクセサリーを着物に組み合わせる時は?

  • 和の模様や和風のデザインがどこかに入っているものを選ぶ
  • 和の色遣いをしているものを選ぶ
  • 髪飾りのメインの色を着物や帯に使われている色から選ぶ
  • 髪飾りのメインの色を帯揚げや帯締めなどの小物の色と合わせる

などすれば、着物との調和もとれると思います。また、普段に使う髪飾りだからこそ、意識して季節感を取り入れてみてはいかがでしょうか?四季別に例を挙げると

パステル調のカラーのものや、桜、桃など春の花をイメージしたもので、春らしく

夏は、アクリルやトンボ玉など透明感のあるものや、金魚や花火など夏ならではの模様で涼やかに

秋は紅葉、木の実など秋をイメージしたものや深みのある色合いのものを

冬はイルミネーションを思わせるキラキラ光るものや、スエードやファーなどの温かさを感じさせる素材、クリスマスカラーを取り入れるのもいいですね

ヘアアクセサリーでいろいろなアレンジを楽しむように、着物姿も髪飾りでいろいろなアレンジを楽しんではいかがでしょうか。

ヘアースタイルに合わせた髪飾り

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ショートヘアー

普段ショートタイプのヘアスタイルをしているなら、クリップタイプやヘアピンタイプの髪飾りを使うと簡単に着物に似合うアレンジが作れます。明るいカラーの髪飾りを選ぶと、キュートさやポップな感じが出せると思います。また、色使いを抑え、抽象的なデザインの髪飾りを選ぶと、シャープな印象になるのではないでしょうか。

ミディアムヘアー

ボブヘアなら、そのままでも着物に似合うスタイルですが、サイドに髪飾りをあしらえば、髪の美しさを引き立ててくれるでしょう。クリップタイプやコームタイプがオススメ。

ロングヘアー

まとめ髪が作れる長さがあれば、アップスタイルもダウンスタイルもアレンジ自在。シニヨンを作って縮緬細工の小花のUピンを散らしたり、ハーフアップにして、ハイカラさん風にリボンバレッタでまとめてもいいですね。

アンティーク着物の銘仙などに、大ぶりな髪飾りを合わせて、大正ロマンのお嬢さんを気取るのも、きっと楽しいですよ。ウールや木綿などのような普段着には、お団子ヘアにカジュアルな玉かんざしをさしてみるとこなれた着物姿になると思います。ぜひ試してみてくださいね。

雰囲気を変えたい時はかんざしの刺す位置を変える

髪飾りは、高い位置ほど、また、髪飾り自体にボリュームがあるほど、フォーマル感が出ますので、普段着の着物の時に、高い位置で髪をまとめるなら、髪飾りをシンプルなものにしたりして、カジュアル感を出した方がいいと思います。

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髪飾りの中でも、特にかんざしは、さす位置が低いと粋な感じになりますし、種類や素材によって、普段使いには向かないものがあります。べっこうや珊瑚、螺鈿などを使ったものは礼装用になりますので、普段のお出かけに合わせることはおすすめできません。アンティークとして店頭に出ていたりしますので、アンティーク着物好きさんは気をつけてくださいね。

また、金や銀のびらびらの付いたビラかんざしや、下がり藤の付いた花かんざしも、古くは未婚の女性のものとされていた時代があり、現在でも大人の女性には向かないものとされているようです。確かに、デザインも華やかで、若い女性の礼装に向いていますね。

まとめ

新しくかんざしを購入するときには、かんざしの歴史や伝統に思いを馳せながら選んでみると、一層愛着がわくでのはないでしょうか。髪飾りは着物姿の印象を変えるスパイスのようなものだと思います。洋服用、着物用にこだわらないで、なりたい着物姿のイメージにあった髪飾りをセレクトして、普段着物ならではの着こなしを楽しんでくださいね。

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